塗装にチャレンジ!塗ると黒板になる塗料

公開日 2023年1月6日 最終更新日 2023年1月10日

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黒板といえば学校の黒板や駅の伝言板などが思い浮かぶかもしれませんが、最近では自宅に黒板を作成するのも人気です。ホームセンターなどでもう出来上がっている黒板を買って設置という方法もありますが、塗るだけで黒板ができる塗料を使えばほぼどんな場所でもどんな形の黒板でも作成が可能です。黒板を作成するのに必要な塗料は黒板塗料、またはチョークボードペイント といいます。似たようなものでチョークペイントというものもありますが、チョークペイントは仕上がりがチョークのような仕上がりになる塗料でアンティーク家具などの塗り直しに使う塗料のため、黒板を作る塗料とは違うものです。チョークボードペイントは塗装がDIYとして日常的に行われる海外では比較的ポピュラーな塗料です。日本でも最近は黒や緑だけではない黒板塗料が手に入りやすくなりました。自宅やオフィスまたは店舗などでかっこいいい黒板作成をDIYしてみませんか。

《参考サイト》Pintarest

Chalkboard Wall Idea

黒板塗料の選び方

黒板を作成するための塗料には水性と油性があります。水性は塗料の成分である溶剤に水が使われているので匂いもなく、扱いやすく特にDIYで使うには水性の塗料がおすすめです。成分がオーガニックで作られ、有害物質が一切含まれていないため化学物質過敏症やアレルギーの方でも安心して使えるエコスオーガニックペイントの黒板塗料なら赤ちゃんがもし舐めてしまっても無害で安心。反対に油性塗料は有害な溶剤が成分に含まれるため、特に室内の塗装の際は臭いが酷く、塗料が乾く際に揮発するVOC(揮発性有機化合物)のために匂いが酷く人体や環境に悪影響が懸念されるためお勧めできません。

私自身、ハイハイしている子供が椅子の脚を舐めたり犬がかじったりとするのを目撃したこともあり、自宅の子供用の椅子を塗り直した際は迷わずにオーガニックペイントを使いました。作業中も臭いがせず、乾くのが早い、さらに水道で道具が洗えるので手軽にチャレンジできるのが魅力的です。

白色の子供椅子をピンクの黒板塗料で塗り替え

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塗装に必要なもの

黒板にしたい場所やものを決めたら、何色の黒板がいいか決めましょう。大抵メーカーや販売店に色のサンプルカードや、少量の塗料が売っていますので気に入った色を見つけてみましょう。部屋の雰囲気や好きな色に合わせて選べます。もし塗った後に気分が変わってもまた塗り直しできるのが塗装のいいところの一つですね。

以下のリストを準備するといいです。準備ができていれば塗装はうまくいきます!

  1. 黒板塗料 面積により必要な量を用意 割り箸などの混ぜ棒で缶を開けて混ぜておく
  2. ペイントトレー、ローラー、刷毛など
  3. 汚れてもいい服装 作業着気になる方は使い捨て手袋など
  4. マスキングテープ 養生シート マスキングテープ付きの養生シートは便利
  5. 濡れ布巾 小さな汚れ、指先にちょっとついた、などはすぐ拭けば洗面所に行く必要なし

黒板塗料を使って塗装する方法

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1、塗装する壁が決まったら、汚れてほしくない場所の養生を行ってください。マスキングテープ やマスキングテープ 付きの養生シート、または新聞紙などでゆや縁などの保護をしておくといいでしょう。また電源スイッチなども塗料がついてしまわないようにマスキングしておくといいです。

2、黒板塗料をよく混ぜたらトレイに出しローラーや刷毛で塗料をつけたら何回かシゴキ余分な塗料を落としてください。

traywithpaint3、早速壁に塗りましょう。色や塗料によっては2度塗りが必要です。

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数時間で手で触っても付かないタッチドライの状態になります。その後必要に応じて2度目を塗り、完全に乾いたら出来上がりです!

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シックハウス診断士 加納亜由美

グリーンエレファント共同経営者の加納です。
安全塗料といえばエコス社のオーガニックペイントのお仕事
を始めてからペイントの楽しさに目覚めました♡
シックハウス診断士として健康な室内環境作りの
お手伝いいたします。

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